レストア作業開始前に約10日間ほどフレームをよく眺めレストア作業進行等のイメージづくりをして納得したところで、作業に入ります。貴重なフレームですので失敗は、許されません・・・
完成までの約2ヵ月間は、ストレスがかかっていました。
長年雨水があたり、ロアー左側くさり、フロント側は原形をとどめていません。
作業は、先ずメインフレームパイプカット及び錆び取り除き作業
新しいパイプに交換そしてロー付け溶接作業
メインフレームフロント側腐り取り除き、腐りスチール板カット張り替え
※パイプ材質クローム・モリブデン鋼でインチ・サイズ 通称 クロモリ
『溶接方法』ブロンズ溶接 通称 ロー付けで溶接いたします。
※溶接用ブロンズをガス・フラクサーを通したアセチレンガスで溶接する方法です。
何とか無事完成いたしました。
ホッとしております。何しろ貴重な歴史的なフレームです(1968年5月2日(昭和43年)第5回日本グランプリレース、場所は富士スピードウェイ出場マシンです)・・・
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