2013K4-GP 1000km夏の耐久レース F004フルカウル仕様参戦

2013年 8月 13日(火)〜14日(水)富士スピードウェイ・レーシングコース


天候:晴れ(気温:34度)
路面:ドライ
使用車両 : ライトフォーミュラF004フルカウル仕様(セパン耐久仕様)
参加メンバー :麓 悠太郎、坂井 康弘、丸山久徳、渡辺和人、江口 諒(登録順)

2013年8月13日 4時
定刻に、富士スピードウェイ西ゲートが開門。昨日夜から並んでいた車列に従い、整然と入場が始まる。
早々に、27番PIT裏のAパドック駐車場に到着。レースの朝は毎回早いが、今回は特に早い。当然のことながら、
日の出前で真っ暗な状態で作業をするには早すぎる。間もなく、13日から参加予定ドライバーの4名が揃う。
5時半を過ぎると周りは明るくなり、パドックもだんだんと騒がしくなり、各チーム準備が始まる。私達も準備開始。
とはいうものの、6時過ぎには、ライトフォーミュラF004の準備は終了。暑くなることを想定して
ドライバー休息のためのテント設営やドライバー各自でのシート合わせなどの最終微調整の時間を過ごした。
2013年8月13日 10時
最終の練習走行との2時間がスタート。まずは麓ドライバーにウイング、ブレーキなどの最終調整を含めた
確認走行を依頼し約30分の走行をお願いしました。続いて、丸山ドライバー、江口ドライバーの順に走行・確認して
頂きました。途中、赤旗中断などがあり、坂井ドライバーはインラップ/アウトラップだけとなりました。
2013年8月13日 13時
車検スタート。私達107号車も車検対象車両となりました。車検場へ皆で手押しをして、移動開始。
ジリジリ陽射しが辛くなってくる時間です。しかし、8月10日の袖ヶ浦フォレストより、過ごし易い感じでした。
順番を待つこと約1時間、私達の107号車の車検がスタート。ライト、足回り、オイル回りと順調に思いきや、
燃料タンクで思わぬクレーム。1週間前にコレクタータンクに関するレギュレーション変更により、タンク容量で
トラブル発生。急遽、スタンド脇に移動し、タンク内の燃料を抜き取り、タンク容量の実計測を受ける事となる。
クレーム内容は、「タンク容量の保証が無い」との事。しかし、以前、コレクタータンク付きで図面も提出済み。
事務局側で1週間前にコレクタータンク禁止のレギュレーション変更をしたので外した事により、容量変更を
余儀なくされたもので、納得行かないクレームとなった。しかし、一応、18Literの容量で車検をパスし、
本日の予定は全て終了となった。この時の時刻は、16時30分。塾頭と13日の参加ドライバー4名で温泉・夕食
と時間を過ごし、20時頃に各自で自由時間を過ごす事とし、各自早めの就寝に付きました。

2013年8月14日 4時30分
   

レース当日の始まりです、当日から参加する渡辺ドライバーも到着し、全員集合となった。。
5時よりチームリーダミーティングが始まった。ミーティングでは、PITへの侵入に関す注意などがあった。
6時よりチーム内の全体ミーティングを行い、スタート手順、給油手順、ドライブ順などの確認を行いました。
6時30分コースイン、クラス順にグリッドへ整列、ドライバーズミーティングへと定刻通りに予定が進んで行きました。
   

2013年8月14日 8時
定刻にレース・スタートス。スタート方式はルマン式によるコースを横断して、タッチする方式です。
スタートは麓ドライバーに託し、丸山ドライバーがコース横断をして、タッチし25番グリッドより無事にスタート。
麓ドライバーへの指示は、「全開で走れる所まで走る。」 順調に周回を重ね、スタート後50分経過時点で、
総合4位、GP4クラス2位まで浮上。途中、GP4クラスでのファステストラップも記録していました。
9時15分頃、麓ドライバー緊急PITイン。ガス欠症状が出たとの事。直ぐに次周給油の指示を出し、PITアウト。
しかし、コース途中でストップし、レッカーでパドックへ戻って来る事となる。パドックより手押しで
スタンドまで移動し、給油を行い、丸山ドライバーへ交代をし、レースへ無事復帰する事が出来ました。
その後、渡辺ドライバー⇒坂井ドライバー⇒江口ドライバーへと交代と給油を行い周回を重ねました。
15時過ぎ、麓ドライバーへドライバー交代を一巡し、順調に順位を取り戻していたところ、再度PITイン。
燃料系ホースの破損による燃料漏れのため、緊急リペア後PITアウト。しかし、この直後の最終コーナーで
駆動系のトラブルが発生。結局、リタイアを余儀なくされました。
駆動系のトラブルの原因ですが、ドライブシャフトのミッション側のゴムブーツに石か何かが、ヒットし
ゴムブーツが破損。中に充填されているグリスが漏れでてしまい、これにより、ミッション側の
ドライブシャフトベアリングが焼付き、トランスミッションからドライブシャフトが脱落をして、走行不能となりました。

 

謝 意

今回の参加に、ご配慮を頂きました大会事務局様、「のりもの塾」をご支援頂いております、
スポンサー各位の方々に厚く御礼申し上げます。今後とも、ご支援の程、お願い致します。

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